文学系心理士の自己投資ブログ

文学系心理士の感想部屋

文学系心理士が好きなことを徒然なるままに書きまくるブログ。小説、NETFLIX、たまに心理学のことも♪

宮部みゆき

【宮部みゆき】青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

三島屋変調百物語の第9弾! 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続 作者:宮部 みゆき KADOKAWA Amazon 次男坊の富次郎が聞き手を務めてるよ!長男の伊一郎も戻ってきて今までとはまた異なる三島屋になっていくようでー!? 最初は表題にもある 青瓜不動 久々に行…

【宮部みゆき】よって件のごとし

三島屋変調百物語八之続になります〜! あらすじ おちかから百物語を引き継ぐことになった袋物屋三島屋の次男坊・富次郎。おちかとは違って墨絵を描くことで聞き捨てにしている。百物語にも慣れてきた富次郎だったがー。 読んでみて 前作の「魂手形」と今作…

【宮部みゆき】この世の春

宮部みゆき先生の本を久方ぶりに読みました〜!!! 本当に安定してていい。すごく好き。 この世の春(上) (新潮文庫) 作者:みゆき, 宮部 新潮社 Amazon この世の春(中) (新潮文庫) 作者:みゆき, 宮部 新潮社 Amazon この世の春(下) (新潮文庫) 作者:みゆき, …

【宮部みゆき】悲嘆の門

あらすじ 読んでみて 悲嘆の門(上) [ 宮部みゆき ] 価格:1,760円(2021/7/11 21:15時点)感想(2件) あらすじ 三島孝太郎はサイバー犯罪を取り締まるバイトをしている。ある時、バイト先の友人が行方不明になったため友人を探すうちに元刑事・都築と出会う。…

ソロモンの偽証 原作と映画の違い

ソロモンの偽証の原作と映画の違いをつらつら書いていきます。 気づいた点や目立った点だけなので書いてない部分もあり! 主演の藤野涼子さんがとっってもよくて好き! ソロモンの偽証 前篇・事件 発売日: 2015/08/05 メディア: Prime Video ソロモンの偽証 …

【宮部みゆき】ソロモンの偽証

ソロモンの偽証(第1部) 事件 [ 宮部みゆき ] 価格:1,980円(2021/5/4 10:57時点)感想(35件) あらすじ 読んでみて あらすじ 1990年のクリスマスイブに城東第三中学校で中学2年生の柏木卓也が屋上から転落して亡くなった。警察は自殺と判断するが、匿名で殺人…

【宮部みゆき】蒲生邸事件

【宮部みゆき】蒲生邸事件 宮部みゆき作品久しぶりに読んだよ〜。大満足!ただ今年中に全作品読むのは難しそう…。 あらすじ 読んでみて 昭和11年は1936年 反戦がテーマ タイムトラベルとミステリーと歴史小説と ふきと孝史 最後に あらすじ 大学入試に失敗し…

三島屋変調百物語ベスト6

三島屋変調百物語ベスト6 宮部みゆき全作品制覇中ですが、宮部みゆきの中でも大好きでめちゃおすすめできる三島屋変調百物語シリーズのベスト6を紹介することにするよ!三島屋変調百物語シリーズは現在(2020.9)6巻目まで刊行中! シリーズのあらすじ 江戸…

【宮部みゆき】黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

【宮部みゆき】黒武御神火御殿 三島屋変調百物語の6巻目!おちかから若旦那の富次郎に完全に変わったのが本作。悲しいことにおちかはほとんど出てこない...。おちかは他家にお嫁に行ってしまったから早々会えないらしい。悲しすぎる。けども富次郎もちょっと…

【宮部みゆき】淋しい狩人

【宮部みゆき】淋しい狩人 久しぶりに宮部みゆきを読んだよー!!ずーっと宮部みゆき制覇したいと思いながらもう2年目…。今年で全作品制覇したいな〜。 あらすじ 読んでみて 「六月は名ばかりの夏」 「黙って逝った」 「詫びない年月」 「うそつき喇叭」 「…

【宮部みゆき】あやかし草紙

【宮部みゆき】あやかし草紙 とうとう!とうとう第一部が完結したよー!まさかおちかが!ああなって、そして富次郎がああなるなんてー!!!やっぱり三島屋変調百物語はおもしろい! あらすじ 第一話 開けずの間 第二話 だんまり姫 第三話 面の家 第四話 あ…

時代小説が100倍おもしろくなる町奉行について 宮部みゆきバージョン

時代小説が100倍おもしろくなる町奉行について 宮部みゆきバージョン 宮部みゆきの中でも時代小説が好きなのですが、武士にも色々あったり、役職がいろいろあったりややこしいので、町奉行についてまとめてみました。参考にしてみてね⭐︎ 町奉行 与力 同心 岡…

【2019年】小説ベスト9作品

2019年のお気に入り9冊 2019年終わって2020年になっちゃったんですが!!!2019年に読んで特に気に入った本を9冊紹介します〜!去年は大体80冊くらい読んだのでその中から厳選してみました◎順番は読んだ順です! ①ぼんくら 宮部みゆき ②からくりからくさ 梨…

【宮部みゆき】英雄の書

【宮部みゆき】英雄の書 英雄の書読了した!!過ぎ去りし王国の城と同じくファンタジーなのか微妙な作品ではあるけど、過ぎ去りし王国の城よりはファンタジー要素は強かった!実際に異世界的なところに行くしね。ただ、現実的な部分、少年の殺人事件、無差別…

【宮部みゆき】過ぎ去りし王国の城

【宮部みゆき】過ぎ去りし王国の城 刊行当時表紙の絵が話題になった作品!黒板アートがすごいってね。これ当時高校生だったのかな?高校生が書いたとは思えないよね。登場人物の一人が美術部員の女の子だし表紙の絵とリンクする。絵上手い人はすごい!!ちな…

 【宮部みゆき】孤宿の人

【宮部みゆき】の孤宿の人(こしゅくのひと) あらすじ 読んでみて あらすじ 丸海藩は、海に面し自然豊かな藩で、紅貝を染料として布を染め綺麗な反物とする産業が盛んであった。金比羅さんからも近く、経由地として旅籠も賑わっていた。そんなところに江戸…

【宮部みゆき】ばんば憑きの中の「討債鬼」

【宮部みゆき】ばんば憑きの中の「討債鬼」 江戸ものばかりを集めた宮部みゆきの短編集。6編がそれぞれお良い味を出していて、永遠に読みたくなる。「日暮らし」の政五郎とおでこ、「あんじゅう」の青野利一郎、お馴染みの面々が登場する短編もあって顔が綻…

【宮部みゆき】ばんば憑き

【宮部みゆき】ばんば憑き 江戸ものばかりを集めた宮部みゆきの短編集。6編がそれぞれお良い味を出していて、永遠に読みたくなる。「日暮らし」の政五郎とおでこ、「あんじゅう」の青野利一郎、お馴染みの面々が登場する短編もあって顔が綻んでしまう。ちょ…

【宮部みゆき】人質カノン

人質カノン 街行く人にも秘密がある。悩みがある。袖すり合うも他生の縁で出逢った人たちが一時織りなす物語。 あらすじ 読んでみて 八月の雪 生者の特権 人質カノン 終わりに あらすじ コンビニで遭遇した強盗は赤ちゃんのガラガラを落として去っていった。…

【宮部みゆき】鳩笛草 /燔祭/朽ちてゆくため

鳩笛草/燔祭/朽ちてゆくまで 火を自在に操れたら?人の心を読めたら?未来を予知できたら?自分ならどうするのか、どんな人生を歩むのか、知りたいような気がする。 あらすじ 読んでみて 鳩笛草 燔祭 朽ちてゆくまで 終わりに あらすじ 鳩笛草:他人の心を読…

【宮部みゆき】桜ほうさら

桜ほうさら 「ささらほうさら。」それは「いろいろあって大変だ。」という意味の方言らしい。 じゃあ「桜ほうさら」ってなんなのか? 物語を最後まで読めばわかるはず。 NHKで玉木宏主演でドラマ化されてます!オンデマンドなら見えるらしい! あらすじ 搗根…

美しさとは???宮部みゆきからみてみる

【宮部みゆき】女性の美しさを描く 「美しさ」ってなんだろう。女性にとって永遠のテーマだと思う。もちろん男性にも。 宮部みゆきの小説には、意外にも「美醜」をテーマにした作品がけっこうある。 ミステリーというジャンルを書いている作品の題材として「…