文学系心理士の自己投資ブログ

文学系心理士の感想部屋

文学系心理士が好きなことを徒然なるままに書きまくるブログ。小説、NETFLIX、たまに心理学のことも♪

ディストピア小説

グレイス・イヤー

著者の方の名前がキム・リゲットさんという方で、私はてっきり韓国の方だと思っていたので現代のフェミニズム小説なのかと思っていたら全く違って読んでみてびっくり! 私たちがいる現代と全く違う世界観のディストピア小説でした〜! あらすじ ティアニーが…

【マーガレット・アトウッド】誓願

「侍女の物語」に引き続き「誓願」を読みました〜! あらすじ 「侍女の物語」のオブフレッドの物語から15年後。小母としてギレアデで権力を持つリディア小母、司令官の娘として妻になるために育てられているアグネス、カナダで普通の学生をしていたデイジー…

覚醒するシスターフッド

国内外の作家10人のシスターフッドの作品を集めたアンソロジー。 表紙は可愛らしいけれど、内容はなかなかに濃くて難しい。 覚醒するシスターフッド 作者:サラ・カリー,柚木麻子,ヘレン・オイェイェミ,藤野可織,文珍,大前粟生,こだま,キム・ソンジュン,桐野…

女の国の門

ディストピア小説でもありフェミニズム小説でもある本作。 表紙が独特な感じがして人を選びそうだが、意外に読みやすい。 ていうかめちゃおススメです。 女の国の門 (ハヤカワ文庫SF) 作者:シェリ・S. テッパー 早川書房 Amazon あらすじ 女は城壁の中の「女…

【カズオ・イシグロ】わたしを離さないで

ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの作品を初めて読んでみました〜! わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者:カズオ・イシグロ,土屋 政雄 早川書房 Amazon あらすじ キャシーは提供者の介護人をしている。幼少期にはヘールシャムと呼ばれる…

【アーシュラ・K・ル・グィン】闇の左手

闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF 252) 作者:アーシュラ・K・ル・グィン 早川書房 Amazon あらすじ ゲンリー・アイは、宇宙連合エクーメンからのたった一人の使節として惑星「冬」に降り立つ。その星では、男女の区別はなく皆が両性具有だった! そのうちの一つの…

【オーウェル】動物農場

1984年に続いて動物農場も読んでみました! 題名だけ見るとほんわか楽しそうなのに…! そんなことない?笑 動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫) 作者:ジョージ・オーウェル 早川書房 Amazon あらすじ 人間に管理される農場に住む動物たち。 ある時、人間を…

【ナオミ・オルダーマン】パワー

パワー [ ナオミ・オルダーマン ] 価格:2,035円(2021/8/14 18:13時点)感想(1件) あらすじ ある時、女性にパワーが生まれた。圧倒的な力の元、男性と女性の関係性は変わっていく。 アリーはパワーを手に入れて養父母の元から逃げ出す。イギリスのギャングの娘…

【本】ディストピア小説の金字塔!1984年とすばらしい新世界の比較!!

【本】1984年とすばらしい新世界の比較!! ジョージ・オーウェルの1984年に引き続きオルダス・ハクスリーのすばらしい新世界も読み終えたよ!読んでいて似ている部分と似ていない部分があったので簡単にまとめてみました!完全にネタバレなので読んでない人…

【オーウェル】1984年

【オーウェル】1984年 1984年を読んでみたよー!有名なディスピア小説!とてつもなく勉強になったしおもしろかったけど簡単に言うと鬱になる小説でした。笑 にしても記憶があっても記録が違うと事実が変わってしまうっていうのにちょっと衝撃。ネットで情報…