文学系心理士の自己投資ブログ

文学系心理士の感想部屋

文学系心理士が好きなことを徒然なるままに書きまくるブログ。小説、NETFLIX、たまに心理学のことも♪

【読みたい本】12月に読みたい本

早く読まないと12月が終わっちゃう!

急げ急げ!!師走は忙しいよ!

でも積読は多いのにどれから読もうか考え中なのだよね…。

読みたい本は多いのだけどね〜!

 

あの子は貴族

気になっていた作品。読むと辛くなりそうだけど…。

 

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西先生の本は初めて読む!

色々な作品をよく見かけるので気になっていた。

面白かったら他の作品も読む!

 

准教授・高槻彰良の推察3

楽天ブックスで買ったよー!

書籍では集めずに電子書籍で集めることに!

多分あんまり読み返さないと思うから(苦笑)。

 

ゴーストハント1

小野不由美先生〜〜〜!!!

十二国記以来!ちょっと怖そうだから一旦置いてたけど、そんなに怖くなさそうだから読むことに!

 

ムーミンパパの思い出

ムーミンシリーズを順番に読んでいくよ!

果たして今年中に全て読めるのか!?

 

紅蓮館の殺人

実は次作の「蒼海館の殺人」が気になって。私はこっちの表題が好き。

でも2巻目だということが分かったので1作目から読むことに。

ミステリーは基本好きなんだけど、内容によっては好き嫌い分かれるからどうかな〜。

 

ふくろう模様の皿

荻原規子先生が紹介していた本!

不気味?な話らしいけど児童書なのでね!大丈夫!

 

男も女もみんなフェミニストでいなきゃ

アディーチェさんの書籍。

TEDのを文章化にしたっぽい。TEDは観たけど文章でも読みたい。

 

ムーミン谷のクリスマス もみの木

なんか家にあった本。

ムーミンだしクリスマスだし読もうと思う。

 

エーミルと小さなイーダ

エーミールの続編かと思った本。

リンドグレーン作です。ピッピの続編2冊も積読中。

 

ライ麦畑でつかまえて

ずーーっと読みたかった作品。

名作だけどどんな感じなのか全く知らない。

名作ってたまにディスられてたりするじゃないですか。

だから自分が読んでみておもしろいと嬉しいな。

 

ハリエット・タブマン 彼女の言葉でたどる生涯

ハリエット・タブマン関連3冊目。

ハリエット・タブマンの本は全部読むって決めているので順番に読んでいくよ〜〜〜!

 

女の国の門

ディストピア小説らしい。そしてフェミニズム小説でもあるらしい。

 

誓願

今年中に読みたい!!!

読んだらきっと夢中になるはずなのに!!

なかなか読めない!!

 

ぼくと<ジョージ>

カニグズバーグさんが著者!

いやー絶対おもしろいよね〜。でも内容としては暗そうかな?

 

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2

続編!!!

ちょっと前に買ったけど読めてなかった。

ゆっくり読もうと思うとなかなか読めないね〜。


ひとまず以上!

でも他にも積読本+アガサ+ムーミンがあるので読みたい本はたくさんある!!

あとジュール・ヴェルヌの作品が最近すごく読みたい!!!買いたい!!

あと年末にずっと欲しかった本も買いたい!!

【読んだ本】11月に読んだ本

もう12月も半ばに!

時が経つのは早い!

忘れないうちに11月読んだ本を紹介〜!

 

続 若草物語

若草物語2作目。ちょっと成長したメグジョーベスエイミーの4人姉妹の物語。2作目で物語としてはいい感じにまとまっているのだけど、3作品目4作品目もある。続きも読んでいくぞ〜!

oljikotoushi.hatenablog.com

 

女ともだち

「日本のヤバい女の子たち」の作者が映画やドラマや小説や漫画の女×女について思ったまま書いている。載っている作品がどれも気になるので観てみたくなる。

でも!できれば載っている作品を知った上で読んだ方が楽しい。ネタバレもあるのでね。

宇垣美里さんもおすすめしている作品!

oljikotoushi.hatenablog.com

 

完璧じゃない、あたしたち

こちらは女×女の物語!なんと23作品もある。

特に気に入ったのがいくつかあったので感想を書いたよ!

oljikotoushi.hatenablog.com

 

ひきこもり図書館

今読まなきゃいつ読むの!?と思って読んでみた。

アンソロジーって読んだことなかったけれど思ったよりもおもしろい。

普段は読まないジャンルの作品も知れて賢くなった気がする笑。

oljikotoushi.hatenablog.com

 

エーミールと三人のふたご

「エーミールと探偵たち」の続編。

ケストナー好きになっている。有名な「飛ぶ教室」も読みたい。家にあるからいつでも読めるんだけどね〜。

oljikotoushi.hatenablog.com

 

もうひとつの空の飛び方

荻原規子先生のエッセイ。

荻原先生が子どもの頃に読んだ作品もたくさん書かれていて嬉しすぎる&楽しすぎる!!

荻原先生好きだな〜〜〜。

oljikotoushi.hatenablog.com

 

たのしいムーミン一家

ムーミン2作目。アニメで有名なヤバい帽子の話が出てくる。そのせいでムーミンがまあまあヤバいやつになってしまう!

いくつかの短編みたいなのが合わさりながら一つの物語になっていてあっという間に読めてしまった。

飛行おにがめちゃいい人でびっくりした!

もっと悪いやつかと思っていたのに。

 

自由への道 ハリエット・タブマン

ハリエット・タブマンの児童向け物語。

読みやすいので最初の導入にぜひ!!!

oljikotoushi.hatenablog.com

 

青い目 茶色い目

ジェーン・エリオット先生の動画は観たことがあったけれど、本があることは知らなかった。本があることを知って即読んでみることに!

ドキュメンタリーの文章化だからかすごく読みやすい。

oljikotoushi.hatenablog.com

 

ぼくらの七日間戦争

名前は聞いたことがあったけれど読んだことがなかった作品。

全学共闘会議を真似ているらしいのだけど、そもそもその部分のことをよく知らなかったので調べたりしながら読んでいた。

でも子どもが大人を出し抜く様は読んでいた痛快だった。大人目線で見ると「うーん」と思うところもあったけどもね。

実はシリーズ物だったことを初めて知り、なんと大人になったバージョンもあるらしい!気になるな…!

 

はてしない物語 上・下

やーっと読めたはてしない物語。ベースの話は知っていたのだけれど、だいぶ色々な話が入っていてびっくり!

「いつかまた、別の時に話すことにしよう」というのがやっぱり好きだなあ。今話して欲しい!って思うよね〜。

 

心はどこへ消えた?

ちょっと心理?でも一般書だと思うのでこちらに。

エッセイを読んだのは初めてだったのだけど、面白くてサクサク読めた。

さらに臨床の部分は色々と考えさせられました。他の著作も読んでいきます!


全13冊読みました〜!

はてしない物語を読めたのが嬉しい!!

【雑談】ここ1ヶ月に本に使ったお金

ここ1ヶ月で本に使ったお金は!!

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¥27000でした!!!


最近、たくさん本を買ってるなぁ〜って思っていたのだけど、思っていた以上に使っていた!!


高いね...!

さらに自分用のクリスマスプレゼントに本を1万円くらい買おうとしていたけれど、ちょっと買うのやめるかもしれない...。

お金がない...。

お金がないと思うときは大抵使ったあと。

なぜ使う前に気づけないのか...?

 


でも!

半分は専門書だから!

ね!

専門書は必要だから!

ね!

にしても専門書は4冊くらいしか買ってないんですけどね〜。大して買ってないのにこの値段。

専門書は高いね高いね〜

いくらお金があっても全部は買えないよ...。


専門書と比べると普通の本は安すぎてついつい買ってしまうのだよね。

でも塵も積もれば山となる

当たり前だけど...。

悲しい。

 

自由への道 奴隷解放に命をかけた黒人女性 ハリエット・タブマンの物語

ハリエット・タブマンについての本!

彼女について読むのは2冊目!

前回読んだのはこちら

 

読んでみて

以前読んだ作品とは違ってこちらは完全に物語だった。

だから読みやすさで言うと断然こちらだと思う。

子ども向け作品でもあるので、とても読みやすい。

 

ただ、ハリエット・タブマンについて詳しく知りたい!という人にとっては物足りないと思う。

物語形式で考察は書かれていないので、どうしてハリエットは一度も脱線させることがなかった理由も特に書かれていない。どちらかというとハリエットの主観、つまり宗教よりになっている。

ハリエットの母親の出自だったり、ハリエットの両親が逃げるのを渋ったりとか、晩年に人に騙されたりしたとか、ハリエットの子どもではないかと思われていた人物についてだったりとかそういう微妙なことについてはあまり書かれていない。

 

さらりと読みたい人とか、まずこの作品を読んでからより詳しい本を読んでいくっていう読み方がオススメかな。

 

今作の著者の池田まき子さんは、私が以前に読んだ作品の著者である上杉忍さんから色々教えてもらって本作を描いたそう。

やっぱ上杉忍先生が日本の第一人者なのか〜!


でもハリエットのことを最初に知るには十分だし、想像しやすいと思う。

日本の子どもたちのためにこの本を書いてくださった池田まき子さんはとても素晴らしいと思う。ぜひたくさんの子どもたちに読んで欲しい。

 

ちなみに2014年には新たに発見された小惑星が「タブマン」と命名されたそう。

【王谷晶】完璧じゃない、あたしたち

女同士の物語が23作品も入った短編集!

「女ともだち」と一緒でずっと読みたと思っていた作品!

oljikotoushi.hatenablog.com

あと「覚醒するシスターフッド」も気になる!

 

読んでみて

こんなにも女性たくさん出てきて女性が主人公の物語ばかり読んだことはあっただろうか

思えば冒険物語は少年が主人公なことが多い。

児童書も少年が多い。

ミステリー物も男性が主人公のことが多い。

別にそれが特別嫌だったわけではない。

読んでいるときはその主人公たちに感情移入しているから自分の性別関係なく

でもたまに主人公たちが女性について語ることがあって(大体いいことではない(悲しい))、そうすると一瞬現実に引き戻される。

私は主人公のことにすごく共感してまるで自分のことのように思っていたのに、彼らはそうではなかったのだな、という落胆をする。

子どもの頃はここまで明確に思っていたわけではないのだけれど、そういう線引きをうっすらと感じていた。

それは作者の考えでもあって、その当時の時代を鑑みるに仕方がないものが多いだろうと思うけれど…。

でもそうやって現実に戻されてしまって、一緒に頑張ってきたと思っていたのに突き放されてしまうのが悲しかった。

だから少年として少年が主人公の本を読めて、男性として男性が主人公の本を読めるのは少し羨ましく感じる

 

ということで!

こうやって女性の話、しかも女性と女性の話が読める物語はなかなかないと思う。

だからずっと読みたいと思っていた。


23の物語が入っているので流石に全部は紹介できない。印象に残っているものだけいくつか書いていこうと思う。

ただ、私は1つの本に4〜5作品くらいの短編が入っているのが好きなので、23は多すぎた!ちょっと混乱してしまう。

その話の中に没頭するのが好きだから、短すぎる短編はめまぐるしく感じてしまうのだよね。とっても楽しめたけども。


まず

「ばばあ日傘」

これが印象に残った。

自由に生きることができなかった2人の女性の物語。

女性が一人で生きていけない世界は夫や主人がどういう人間かによって人生が決まってしまう。二人はいつも助け合って生きてきたわけじゃなかった。でも本当に必要な時には助け合っていた。

ほんと。ほんと、ばか。

という言葉に込められている思い。

これからどう生きるのだろう。お金はあるのだろうか?でもきっとお屋敷にいたよりは自由に生きられるだろうな。

 

「陸のない海」

女性二人の逃避行。これからどうなるか分からないけれど、どうなるか分からない自由さがいい。

 

「イエロー・チェリー・ブロッサム」

技術が進歩し、外見上は老いることはなくなった世界。女性は15〜18歳くらいの見た目のままにすることが当たり前になっている

若ければ若いほどいい。社長夫人になるのは14歳くらい、でも男性は30〜40代くらいにするというのも日本っぽいなと思う。

若さしかない世界は怖いよね。私は周囲の人と比べると歳を取るのは怖くない。早く大人になりたいと思っていたから。でもあんなにも歳を取るのが怖い女性が多いのは、彼女たちの問題というよりは女性は若くて可愛くなくちゃいけないっていう幼い頃からの刷り込みだと思う。

 

「夢で見た味」

これも好きだな〜!ホラーっぽい感じが

私もまだ若かった頃に男性関係でうーーんっていうことがあったのを思い出したりもした。

でもその餃子を食べちゃうのね〜〜…。てか食べさせちゃうのね〜〜〜

ここで終わるからいいのだろうけども続きも気になる。

 

「ヤリマン名人伝

これもなかなかだった。設定がすごい。

セックスが趣味な主人公がその趣味を一生頑張りたいと思う話。

世の中は広いから実際にそういう趣味の人がいるのかもしれないけれど。趣味にしては結構危険だと思うな〜と真面目に思ってしまう(苦笑)。

それに現実では純粋に趣味としてやっている人って意外に少なそう。男性とかは支配欲とか男性間でマウント取りたいからの方が理由に多そうだし。

最後に主人公は老人ホームのおばあちゃんたちがモテモテなことを知るのだけど、高齢になった方が純粋に楽しめるっていうのもあるのかもね。面倒なことが少なくなるし。

 

「ファー・アウェイ」

骨折をしてから引きこもりになってしまった主人公が、気がついたらペットになってしまう話

どういうこと!?と思うけれど、そこはスルーされてみんな受け入れているところが不思議。

世界観がよく分からない。最初は悲観的なるけどみんな受け入れるし。女性が木になってしまう「私の女の実」と似ている。

不思議な世界だ…。

ペットになるとみんな怒らなくなり、むしろ家庭内の地位が向上したらしい。つまり同じ人間としてみなくなったってことなんだけど…。

それでいいのか!?

でもまあそこまでなっちゃうともう考えられなくなっちゃうみたい。

猫っていいな〜って思ったりするけれど、本当になるってなったら躊躇するよね…。

色々考えさせられる話だった。

 

タイム・アフター・タイム

真面目な少女がちょっと目立っていた少女と30年後に同窓会で再会する物語。

友達になりたくても言えなかったその言葉を大人になってから言えるようになる。

周りの意見に流されずに。簡単なことのようで難しいんだよね。

十二国記の陽子を思い出したりしていた。


以上!色んな内容のお話が入っているので楽しめるよ〜!

【NETFLIX】デーティング・ビースト 恋は内面で勝負!


イギリスのリアリティ?番組。

特殊メイクをすることで素顔を隠して恋人を探す番組

1回20分ちょっと

恋人が欲しい男性or女性が、3人の中から自分に合う恋人選んでいくお話。

どうやって3人に絞られているかはよく分からない。


シーズン1の1話のエマ悪魔に扮している。

そしてネズミ石像マンドリルに扮した男性たちを内面だけで選んでいく!


3人と軽いデートをした後に1人が脱落する。

脱落した人は、素顔を晒す

そして残った2人とちゃんとしたデートをして最後に1人を選ぶ

そして実際に対面するがー!?


多分現実世界でやったら、見た目がタイプじゃないとか全然あると思うのだけれど、今作はみんな美男美女!!

こういうのって、素顔を見せた時に気に入ってくれなかったらどうしようとか、受けれてくれなかったらどうしようとかが怖いじゃないですか。

でもそういう心配はいらない!


本当にイケメンと美女だらけでびっくりする。

外見だけで見られたくないからと容姿に自信がある人が出てることも多いしね。


にしても観ていると自分も結構外見に左右されていたのだと分かる

例えば知的なことを言っていても、外見が分からない時は何の偏見もなく聞けるけれど、外見が分かった後に同じことを言っていても軽く思えちゃったりするんだよね。


逆に、変な特殊メイクでカッコつけたりセクシーにしてたり自分はモテるんだ〜って言っていても、「へぇ〜」って感じだけど素顔を見ると説得力がすごい


本当にカッコよすぎるし美人すぎる。

アジア系の美女もいて、セクシーさが羨ましい。

日本はセクシーよりも可愛いが重要視されるけど、アジア系でもセクシーな服装似合うんだよな〜と思って自分も着てみたくなる。

海外ドラマでやってるおしゃれなホームパーティーを一生に一度やってみたい笑。

呼ぶ人いないけど笑。


あと、最初に選ばれなかった人たちが、主役の素顔を見て「タイプじゃない」って言うのは負け惜しみが素直すぎて面白かった笑。

 

それに最終的に選んでも付き合うわけじゃないっていうのがよかった。

これからデートを重ねていって付き合うかもねって感じで終わることが多い。

【はらだ有彩】女ともだち ガール・ミーツ・ガールから始まる物語

はらだ有彩さん「日本のヤバい女の子たち」に続いてこちらも読んでみました〜。

物語だと思い込んでいたら「日本のヤバい女の子たち」と同じ感じでした!

宇垣美里さんが帯の書評を書いているよ!

 

読んでみて

「日本のヤバい女の子たち」日本の昔話や古典に出てくる女の子についてだったけれど、こちらは現在のアニメや映画や漫画に出てくる女の子たちについて書かれている。


そう!

女の子たち!

女が二人。

その二人の女の関係性について書いている。


ただ今回は作品を知らないとあまり楽しめなかったのが残念だった。作品を読んだり観てからの方が楽しめると思う

 

アリスと花 花とアリス

映画「花とアリスについて。前日譚としてアニメもある。

残念ながらこの作品は見たことがなかったのでよく分からなかった。花とアリスの関係性って独特だな〜と思う。

イメージとしてよくある女子高生って実際にはそんないないと思う。

 

ロッテとルイーゼ ふたりのロッテ

ふたりのロッテ!!

ケストナーの作品を最近読んでいてこちらも読もうと思っていたところだった!

なのでちょっとネタバレをされてしまった苦笑。

残念!

でもアニメとか映画とかが多い中で児童書が入っているのは嬉しく感じる。

 

ミランダとアンドレア プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔 (字幕/吹替)

プラダを着た悪魔 (字幕/吹替)

  • David Frankel
  • ドラマ
  • ¥1019

プラダを着た悪魔そんな好きじゃないのだけれど、たまに観たくなる映画。

別に仲良くなったわけではないけれど、人生に影響を受けて、さらにもうこの先会わなくても影響を受け続けることってあるよね。

なんか自分ばっかり影響を受けていると平等じゃない気がしてしまうけど。

アンドレアが自分の道を進んでいくのがいい。

 

みちるとはるか 美少女戦士セーラームーン

セーラームーン!!!

セーラームーンはみんな大好き。みんなの憧れ。

でも子どもの頃だったからかちゃんと物語は理解していなかった。

今作を読んで、みちるとはるかってそんな感じだったのか、と知った。

結構大変だったのね…

一から観ようか迷い中だったのだけど、俄然観たくなった。

でも長いのだよね〜〜〜!

 

まりあとつぐみ TUGUMI

有名な小説だからか題名は知っていた。

でも読んでいてあんまり楽しくはなさそう苦笑。

多分、当時もそう思って読まなかったのだと思う。

でもちょっと大人になって、この関係性を知りたい、読んでみたい気もする。

 

ファデとルウルウ ファンション・ファデ

これは漫画なのだけど、なかなかにぶっ飛んでいてびっくりした!

ファデはフランス人だけれど、民俗学の父と一緒にアフリカに行き、アフリカで育ち、そこではルウルウという女の子の婚約者がいる。でもファデは勉強するためにフランスへ行き、一流デザイナーを目指し始める!

と色々詰め込まれている。

けど、なんか面白そう

ファンション・ファデはジョルジュ・サンドの「愛の妖精」に由来するよう。

心に残った箇所

自分を決して裏切らない存在がいる。どれだけ身勝手でいても、関係性が変わっても、自分自身が変わってしまっても、決別することだけではない存在がいる。それはとても勇敢になれることだ。

(中略)

運命を続けなくてもいい。思ったとおりの形じゃなくてもいい。あなたが今も私のことを忘れないでいてくれるなら、それは何にも代えがたい。一人でいても一人ではない。私の心の土台は、全部あなたでできている。

 

知世とさくら カードキャプターさくら

知世ちゃん!!

アニメを観ていた時はまさか知世ちゃんがさくらを好きだなんで知らなかったよ…!

知世のさくらへの想いって何か二次元のキャラクターとかに向けられているのと同じ感じがする

なんでなのか…。

やっぱよく分からない。

 

あと利佳と寺田先生のことも言及されているけれど、まさにその通り!

当時も「???」って感じだったけれど小学校4年生の子どもと先生が公然と付き合うのはヤバいと思う…。

 

フレッドとロランス わたしはロランス

こちらは「わたしはロランス」という映画から。

この映画は知らなかったのだけれど、彼氏であるロランスからある時「女性として生きたい」と言われ、フレッドは受け入れるけれど結局別れてー。

その後も一時的にくっついたり別れたりするらしい。

別れたりまたくっついたりするのは好きじゃないのであまり共感は出来なさそうだけども…。


心に残った箇所

些細な理由を見つけて、また会って、やっぱり噛み合わないことを確認して、ほんの少しがっかりして、トイレに行くふりをしてこっそり抜け出して、振り返り、振り返り、立ち去って。そしてまた数年後、口実を見繕っては「会わない?」とメッセージを送る。

その間隔が5年になり、7年になり、10年に、15年になり、いつか随分長く会っていないと気づく頃、思いがけずどちらかの計報 を知る ことにな るかもしれない。

いつも隣にいなくて も、二度とセックスしなくても、その死を看取ることができなくても、最後にどうやって別れたかを思い出して、記憶の中で交わした会話が微笑ましいものじゃなかったとしても、やっぱり私たち、今全てをリセットして最初からやり直しても、寸分違わずああなるだろう。

それを確認するためだけに、私たちは何十回も、何百回も、同じ景色を振り返るのかもしれない。

 

斎宮と中将 我が身にたどる姫君

鎌倉時代に書かれた「我が身にたどる姫君」

長編だけども面白そうで読んでみたくなってしまった。

斎宮の自由さがすごい。

作者不詳らしいのだが、はらだ有彩さんのいう通り女性が書いたような気がする。でも女性だからこそ名前が残らなかったのか…。

 

志水由布子と倉田知世子 櫻の園

こちらは漫画

1985年、女子校に通う少女たちの物語

女の子から女の子への好きは異性の好きよりも軽んじられてしまうけれど、本当は大事にされるべきだよね。

「あたしがもっと小さくて女の子らしかったら 誰か好きになってくれるかな」と泣く知世子に、由布子は「男の子じゃなきゃだめ? あたし倉田さん好きよ あたしじゃだめかなあ」と言う。

 

ルイーズとテルマ テルマ&ルイーズ

テルマ&ルイーズ (字幕版)

テルマ&ルイーズ (字幕版)

  • Ridley Scott
  • ドラマ
  • ¥1426

映画「テルマ&ルイーズ」から!

題名は聞いたことが会って気になってはいたけれど観てなかった作品。

どんどん窮地に立たされていく二人。

でも最後の最後に!?

ネタバレが載っていたので読む前に観た方がいいよ。

でもラストを知ってより観たくなってしまった。ただ他の対処はできなかったのか?

 

菊子と妙 麒麟館グラフィティー

漫画から!

これもなかなか楽しくない話。DV男から逃げてきた女の子とそのDV男に惚れている女の子。ちょっと古い作品だからか設定が辛い…!

今ならもうDV男ってだけて距離を取るよね〜〜〜。

読んだら絶対イライラしそうだけどちょっと読んでみたい気もする。

 

枝織と樹瑠 少女革命ウテナ

ウテナーーー!!!

ウテナ好きなんだよね〜。

だけどウテナとアンシーじゃないのね!その二人についても知りたかった。

私、枝織のこと好きじゃなかったのだけど、こうやって読むとそういう気持ちもあったのか…とちょっと共感できる。でも嫌な子だと思ってしまう!

「何がジェーンに起こったか?」という映画も紹介されている。


本の中で心に残った言葉

だけど、もしかすると、名前をつけて掬い取ることのできる関係の方が、本当は少ないのではないか。既に存在している名前に属している関係だって、「すごくしっくりくる」から「どちらかというと当てはまる」まで、便宜上ひとつの言葉で呼ばれているだけではないか。ふと関係したあとで、差し当たり近しい名前を手探りで模索するとき、既存の言葉で充分に説明できる確率の方が低いのではないか。

そして、もしかすると、ハッピーエンドなどというものはこの世に存在しないのかもしれない。だってたった今生きているこの世界では、まだエンドが訪れていない。物語が最後のページを迎え、そのときに彼女たちが遠い場所にいたとしても、幸福でないと証明できる人は誰もいない。

 

笑って手を繋いでいなくても、

一緒にいられなくても、

歌い出すような気持ちじゃなくても、

どこにも記録されていなかったとしても、

終わったように見えても、

あなたに会ってしまった事実はなかったことにはならない。ハッピーエンドじゃなかったなんて誰も定義できないのだ。

 

ただ好きだと口に出すこと。

こんな世界で生きてられっか!と気づくこと。

構造を見破ること。

構造から抜け出して見つめ合うこと。

目の前のあなたを、あなただけを憎むこと。

いつまでも一緒にいたいあなたと、いつまでも一緒にいること。

 

↓日本のヤバい女の子たちの感想はこちら↓

oljikotoushi.hatenablog.com