メイクアップスターのシーズン2!
今回も白熱してめちゃ楽しかったよ!!
メイクアップスターとは?!
ネクスト・イン・ファッションと同じような感じで、優勝者には某有名メイクアップアーティストの助手になる資格が与えられる!
↓ネクスト・イン・ファッションはこちら↓
oljikotoushi.hatenablog.com
競い方が独特なのが面白い!
参加者は10人で毎週2日間競い合い、その週の最後には1人ずつ脱落していく。
1日目は毎回与えられた場所でそこに合ったメイクをその場で考えて行うことが求められる。
例えば劇団四季のライオンキングのメイク、有名なテレビ番組の生中継のためのメイク、雑誌の撮影のメイクなどなど。
2日目は予め準備が許された課題になる。
1日目の課題で下位2名になったメンバーは他のメンバーより15分遅く開始することになる。
さらに2日目の課題で挽回しなければそのまま2人が一騎討ちに進むことになり1人が脱落に。
ただ2日目の課題で挽回できれば2日目に評価が低かったメンバーが代わりに一騎討ちをすることになる。
うーーーん!複雑!!私はシーズン1で慣れてたけれど初めてだと分かりづらいと思う。
2人とも若い男性なのだけど、外見はあんまりメイクしている感じじゃないのね。
ブランドンは「学年一、学校一の不良」と自分で言う。でもメイクがその時の希望だった。学校一の不良がメイクしてたってすごいなあ〜と思う。
日本だと絶対馬鹿にされそう。まあ馬鹿にされないくらい不良のトップだったのかもしれないけど。
バーニーもあんまり冴えない感じで、さらに「情熱(パッション)がない」とまで言われてしまう。
あんまり自信がなくて、批評されるときに自分でも納得できてない、うまくいかなかった、と言って審査員から「自分の弱点はわざわざ言わない方が良い」とも言われてしまう。
でもその後に!堂々と自分を出して、そしてはっきりと「僕にもパッションはあるんです」と言うのね!!
カッコ良すぎる!こうやって成長していくのがみえるのが醍醐味だよね!!
ただ一騎討ちでは手が震えてしまったりして緊張が表れてしまう。
でもまあ緊張しないのも難しいよな〜。
スポーツ選手も試合前にはルーティンをやることで集中力をあげている。メイク技師ってそこまでの極限状況になることは普通ならそんなないと思うし慣れないのも仕方ないと思う。
センスの塊!オフィリア!
唯一のアジア人、それがオフィリアなの。
香港出身の彼女は、メイクで働くことを両親から反対されていて、自分のメイクへの熱意を分かって欲しくて参戦している。
とにかく初っ端からセンスがすごい!
彼女には独特の世界観があってそれを実現する技術もあってさらに自信もある。
自分のセンスを信じてるからこそプレッシャーに負けずに表現できる。逆に熱中しすぎてしまってうまく行かないことも出てくるんだけど。
ちょっと怖くてホラーちっくな独特の世界観が素敵❤︎
つぎはどんな世界を見せてくれるんだろうってワクワクする。
それに彼女自身のメイクもすごく素敵で!
アイライナーがめちゃ可愛いの!
黒いアイシャドウに赤いアイライナーと合わせたり、目の周りをアイライナーで描いたり、紫色のアイシャドウがすごく明るくて素敵だったり✨
アニメのキャラクターのメイクをする時があって、オフィリアはポケモンだったのだけど、「興味ない!知らない!」って何回も言っていて、世界のポケモン知らないのかー!と残念になった。
アジア系だし知ってると思ったけども。ちなみにピカチュウの相棒はサトシじゃなくてアッシュらしくて!世界だとアッシュって名前なのね〜!
応援したくなる!ジェームス!
唯一現役のメイク師として活躍しているのがジェームス。金髪におしゃれな口髭でイギリスっぽい。
緊張すると瞬きが多くなったり首を傾げてしまったりするトゥレット症候群をもっている。実際に緊張している場面ではその症状が出てしまっていることが分かる。
でも!何度も一騎討ちの赤い椅子になっても自分の実力を出してそこから抜け出す強さを持っている。
インスタグラマー・メイクアップアーティスト
ちょっとネタバレになってしまうのだけどインスタグラマーで16万のフォロワーを持つケジアは途中で辞退してしまう。
普段は音楽を聴きながらリラックスしてやっていてここでの環境下と全然違う。シーズン1でもインスタグラマーのメイクアップアーティストもいたけど、彼女も同じようなことを言っていた。
普段のメイクの場とは全く違う環境でやらないといけないのは慣れないだろうし、そもそもインスタグラマーのメイクアップアーティストとして成功しているからこそ、今やっているやり方が壊れそうになるくらいなら継続しない方が良いのかもしれない。まあ将来的にどうなりたいかが大事だとは思うけど。
殻に閉じこもっていたオフィリア
自分の殻を破ったとオフィリアは後々言っている。確かに最初は勝負に勝つ!っていう印象が強かった。それくらい真剣だったのだろうけど。
でもだんだん周囲にも心を開いていく。
ファッションの勉強をし、タトゥー師としても働き、そしてメイクの分野にやってきたオフィリア。その才能や技術も飛び抜けているからこそ少し距離があったようにも感じたのだけど最後の方にはみんなにオープンになっていったような気がした。
競争してるとどうしてもその辺りのバランスが難しくなる。日本とかの競争よりも外国の方が相手を尊重しながら戦えている印象がある。
審査員が言った印象に残った言葉がある。
「メイクアップアーティストは常に批判される。写真家、スタイリスト、編集者からね。自分のメイクは批判の対象だ。気に入られたりその反対もある。批判されても個人的な攻撃じゃないんだ。自分の芸術的見解に対するその人の意見だ。図太くなきゃ。」
ああーーー!分かるけど!分かるけども!!
自分の考え思い感情全てを乗せた作品に対して批判されるとやっぱり傷ついちゃうよー!
日本よりは外国の方がそのあたりの区別がはっきりしてるし、何より審査員側もそのことを分かっている。
日本って批判と非難を取り違えていて、指導的な立場の人が人格を貶めたりすることが多いから、知らず知らずのうちにイコールに思っちゃうんだよね。
頭ひとつ飛び抜けるためには強かになって自分の表現を貫いていかなきゃいけないんだなあ。難しい。怖いよね。
オフィリアみたいなアイライナー引きたい。
秋なのでバーガンディにしたいなあ〜!