3月に読んだ本です〜!
3月ももう終わって新しい年度に!時が経つのは早い!
夏物語
本当に読んでよかった作品。
川上未映子さんを読むのはこれで3作目だけれど、どんどん好きになっていっている。よく理解できず終わってしまう作品もあるけれど、心に残る作品を描く方なので少しずつ読んでいきたいと思う。
ちなみに川上未映子さん訳でピーター・ラビットの新訳が出るみたいで気になっている。
どうしようかな〜。
王女に捧ぐ結婚相談所
ロンドン謎解き結婚相談所の2作目。
1作目がとてもよかったけど2作目もまた違う方面からの物語で新鮮だった。
エリザベス女王が出てきたりと実際の事実をベースにしているのでWikipediaで色々調べながら読んでいた。色々調べていくとヨーロッパの国々は王室同士の繋がりが強いことが分かり、権力者は権力を維持するために権力者同士で婚姻するということが分かったのは辛かった。あとこの人たちは植民地時代の人なのか…とか思うと余計に辛かった。
物語としてはすごくおもしろかったよ!
気になる占い師、ぜんぶ占ってもらいました。
本屋で見つけて気になったので買ってみたよ!
占いに1000万円つぎ込んでいる著者だからこその話でおもしろかった。
ただ、占いを娯楽として楽しむ人からするとちょっと本気すぎて驚いてしまう部分もあり…。
四人の署名
「四つの署名」になっている出版社もあり。
ワトスンの恋模様が微笑ましかった。今回も犯人の過去がドラマチックでそれだけでもおもしろい。
シャーロック・ホームズの冒険
短編が12編入っている。
大体50ページくらいでサラリと読めるのがよい。短編の方が好きかもしれないな〜。
大人は泣かないと思っていた
いつかのナツイチ?だったか分からないけど夏から読みたいな〜と思っていてやっと読めた。
主役が少しずつ変わりながら物語が続いている作品。どんな人にも起こりうる人生の悩みが書いてあって共感できた。
子どもの頃の私は大人は泣かないとは思っていなかったけれど、大人は間違えないと思っていたなあ。
コンビニ人間
村田沙耶香さん初読み!
なかなかおもしろかった!他の作品もおもしろそうなの読んでいきたい!
ただ、恐らく発達障害をイメージしているのかな〜と思うのだけど、そのことを色々と考えてしまった。
命を落とした七つの羽
いやもう本当に悲しい。
カナダという先進国で今もなお行われている差別。警察も機能していない状況。
本当に辛すぎて読んでいる途中で気分が落ち込んで無力感が酷かった。また改めてブログに書こうと思うけれど、関連書籍も読んでいきたいし日本の差別についても学んでいきたいと思った。
対岸の人は助けやすいけれど、身近な人は助けたくないというか、そもそも差別だと認識できないというか。なぜなら自分達もその差別に加担しているから。
ここしばらくあんまり読めていない。
重い本だけじゃなくて軽めの本を多めに読もうかなあ。