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文学系心理士の感想部屋

文学系心理士が好きなことを徒然なるままに書きまくるブログ。小説、NETFLIX、たまに心理学のことも♪

【小野不由美】ゴーストハント

大好きな小野不由美先生の作品を読んでみましたー!

読んだのは去年なのだけどやっと感想を書いたよ!

 

あらすじ

麻衣の高校には取り壊そうとすると祟りがあるという旧校舎が建っていた。長らく放置されていた旧校舎が取り壊されることになるが、安全に行うために個性的な幽霊の専門家たちがやってきてー!?

 

読んでみて

十二国記が好きすぎたので小野不由美先生の他の作品を読もうと思ってこちらを読んでみることに。

十二国記のイメージで読むと全体的に軽い!!という印象が強い。あんまり深みがあるという感じではない。まあ国を作るような壮大な話ではないから仕方ないのだけど。

主人公・麻衣と同じ高校生くらいの時に読んだら一番ハマりそうな感じ。でももちろん大人でも楽しめる。

 

私は怖い話とかが子どもの頃から大好きで、でも本当に怖すぎると読んだ後に引きずるのでこれくらいの感じの怖さがちょうどいい。好きすぎる。

 

自信家で偉そうな17歳の少年・ナル。

麻衣は面倒を押し付けられたので美少年とか関係なくナルのことをよくは思っていない。いやー、私も完全に同意!!

俺様キャラって一世を風靡したじゃないですか。でももう古いというか。私が大人になっただけなのかもしれないけど。今作は最近出た作品ではないからしょうがないんですけど。

でもいつの間にか俺様っぽさを出されると何様?!って思ってしまうようになったのだよね。


まあでもナルはそんな俺様じゃないし、麻衣に要求していることも妥当だとは思うけど偉そうではあるよね。

ツンケンしている女の子に男の子が振り回される話が好きなので、このままツンケンしててくれー!そしてナルを振り回してくれー!と思ったのだけど…意外に心を許すのが早い!まあ出会いが良くなかっただけでそんなツンケンする理由なんてないもんね…。


そして個性豊かな仲間たち!

それぞれが自分の仕事や能力にプライドを持っているのがよかった。お互いディスり合うけど笑。


どういうオチなのかすごーく気になって、私も麻衣と一緒にドキドキしていた。色々と夢があるオチなのはよかった。もしかして私もそんなことができたり?!


あと麻衣は一人で旧校舎を回ったりしていてすごいな〜と思う。

私も子どもの頃に学校に忘れ物を取りに行くために人がだーれもいない教室に行くのすごく怖かったな。ガランとした廊下も怖かったしトイレの前を通る必要があることも怖かった。

しかも実際に旧校舎っていう校舎があったので、そこに一人でいた時は怖かったな〜。人がいない学校で本当に怖いよね…。


今回くらいの怖さなら全然いいので次もそんなに怖くないとな〜。もうちょっとくらい怖くてもいいけど。子どもの頃に観た日本のホラー映画を今も覚えていて時折思い出してめちゃ怖くなる。子どもの頃に観たからかな〜。

なのであんまり怖すぎるような本は読みたくなくなってしまった。まあでも呪怨とかは読んだしある時期までのホラー映画は大体観てたけど。怖いのは好きなんだけどね〜。でもその後に支障が出るのが地味に辛いのだよね〜。洋画の方が怖くなくて好き。


また続きも読んでいこうと思います〜!