あらすじ
アガサ・クリスティが大好きなアリシアは、ある時自分好みのブッククラブを作ることを思いつく。古典なクリスティ好き人がいるのか心配しながら待っていたところ、なんと多数の応募者が!そしてクリスティ好きのブッククラブが開催される。厳選されたブッククラブのメンバーはみんな個性的で!順調にいくかに思われたブッククラブだったが、早速あるメンバーが行方不明となりーーー!?
読んでみて
アガサ・クリスティ好きのブッククラブなんて!なんて楽しそうなんだろう!この本を読むとブッククラブに入りたくなる〜〜〜!
クリスティ好きに悪い人はいないだろう!ということで、登場人物たちも魅力的!最初は人数が多すぎて曖昧なところもあったけれど、それぞれの人となりが分かってくると人数も多いなんて思わなくなりみんな好きになってしまった。
そんなに?重くもならずサクサク読めるのでオススメです!
作中には「白昼の悪魔」だったり「ハロウィン・パーティー」だったり「青列車の秘密」だったりクリスティ作品もたくさん出てきて嬉しくなる。しかもクリスティ作品と関連付けながら謎解きしていったりするのもよい。
結構強引ながらも頑張って捜査するアリシアが良かった。素人探偵ものは「なぜ推理するのか?」という動機が難しいけれど今作はちょうどよかったかな。ちょっと強引だと思う部分もあるけれど、でも実際に行方不明になっているし身の安全が分からない状態なのに家族はあんまり役には立たないし…となれば頑張るしかないよね。
ただクリスティ好きだとすぐに真実がわかってしまうと思う。その部分はミステリーとしては微妙な部分でもあるけれど、そこを元にしたのね〜!という感じで嬉しい部分でもある。
ぜひ読んで欲しい!!
実は2作目もあって、そちらは船上のオリエント号という何とも嬉しくなる船!
久々にブログ再開しました〜!
ちょっとバタバタしていたのだけれどだいぶ落ち着いたので。また適度に更新していこうと思います!