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文学系心理士が好きなことを徒然なるままに書きまくるブログ。小説、NETFLIX、たまに心理学のことも♪

【M・Wクレイヴン】ブラックサマーの殺人

シリーズ2作品目のこちらを読んでみました〜!

 

あらすじ

突然過去の事件について尋ねられた刑事ポー。解決したと思っていた事件の被害者が生きていたと告げられーーー!?刑事としても窮地に立たされるポーだが…。

 

読んでみて

冒頭の部分は最初はよく分からないけれど、読み進めていくうちに理解できてくる。

事件の被害者が本当に生きていたとしたら、ポーが逮捕した加害者は冤罪ということになってしまうため戸惑うポー。読者も何が真実か分からなくなる。でもポーは自分の刑事としての勘を頼りに調査を進めていくこととなる。

 

今回も危機的な状況に立たされ、同じ警察官から恨まれたり追われたり。刑事なのに逃げるちゃんと事件に参加できなくなってしまう。刑事なのにね〜!

 

様々な謎が出てくるが、血液検査の結果からは被害者本人であることは証明されている。そんな中からどうやって本当に犯人であることを証明すればいいのか。私もハラハラしながら読んでいた。ブラッドショーがポーのために頑張る姿がとってもいい!2人の関係がより盤石なものになってきていて、本当にお互い信頼しているのが分かる。でもブラッドショーでもどうにもできない時はこちらも絶望してしまう。


前回は犯人が全く分からなかったけれど、今回は既に怪しい人物が出てきている中で、どうやってこんな状況に陥れたのかを考えていく。からくりは分かってしまえば単純なこと。

犯人は本当に非道で、そんな犯人だからこそ動機もしっくりくる。なんて自分勝手!


前回とはまた違ったおもしろさがあって楽しめました〜!

ポーも追われてハラハラドキドキの作品でした!

前回の作品はこちら↓

oljikotoushi.hatenablog.com