あらすじ
大学に入学した年に、仲良し4人組は卒業旅行に行くことを約束していた。ところが最後の年になった時、在学しているのは2人だけだった。大きく変わってしまった4人だが、卒業旅行に行くために再会しー?!
読んでみて
本の表紙がとってもおしゃれで読みたいな〜と結構前から思ってたので読めてよかった!
赤川次郎先生の作品は読み終わったときにおもしろかった!と素直に思えるので、本の楽しさをいつも思い出させてくれる。
でもなかなかハードな内容だった。
まあ分かりやすい不幸がたくさん起こる話。
いろいろ問題を詰め込みつつ、最後はうまくまとまるのでちょっと出来過ぎでは?と思うけども、まあこれ以外ないもんね。
父たちの話はお金のために友達を売るのはやめないと〜と思ってしまった。
友達というより同僚だったとしても、なにも関係ない同僚じゃないのだから。
後悔することはしないようにしよう!
そして保証人になるのはやめよう!
他の人たちにしても、生活保護とかも受けれるし、住居も安く借りられたりするのになと思ってしまう。
まあこれも職業病でしょうけども。
大人たちにはもうちょっとちゃんとして欲しいね。
そしたら話が始まらないか苦笑。
あとああいう関係になったら子どもたちも無理せず離れるのが一番な気がするけどね。
仕方ないとはいえ父がやったことで責められるのは悲しい。
でも普通はわだかまりが絶対残るよ。
父も父で仕方なかったのだろうけども〜。
あと、なんであの人が自分の好きな相手も殺そうとしたのか分からない。
まあそれくらいよく分からなくなっていたってことなのか?
旅行の描写は楽しそうで読んでいるこちらもワクワクしました。寝台車に乗ったことがないので乗ってみたいなあ〜!