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【ミシェル・オバマ】マイ・ストーリー

 

マイ・ストーリー/ミシェル・オバマ/長尾莉紗/柴田さとみ【3000円以上送料無料】

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ミシェル・オバマの有名な伝記。

4月ぐらいから読み始めてやっと読み終えれた!

とても面白かったのだけれど、私が知っている彼女はファーストレディになってからなので、そういう意味では後半から読み始めた方が面白かったからかもしれない。

でも子ども時代から順番に読んでいったことで、ファーストレディとしたの彼女ではなく、どういう家庭や地域で育って、どう考えてどう感じて生きてきたのか、どういう女性だったのか、ということが分かったのはよかった。


にしてももっと裕福な家庭の出だと思っていたので、とても驚いた。

本当にシンデレラストーリーというか、そこから有名大学に行き、弁護士になり...とてつもなく優秀だったのだな、と。

ただ、彼女はとても努力して、さらに両親から環境を整えてもらえたからこそなのだと思う。

そう思うと、裕福な家の子は本人の努力があればどうにかなるから、まあ不公平だよね。


貧しいながらも家庭や親戚たち、多くの人から愛情をもらえて、その愛情があったから今のミシェルがいるのだろう。

ザ・ヘイト・ユー・ギヴとかを見ると特にそう思うけれど、家庭が健全で本当によかった。環境もそうだけれどどんな両親かによっても人生って大きく左右されてしまうよね。

貧しくても愛情を持ってくれるかどうかって大事。


オバマとの恋愛は可愛らしくて甘酸っぱかった。

人の恋愛を覗き見しているみたいでちょっと恥ずかしくなってしまう。まさにその通りなんだけども笑。

にしてもオバマが本当に素晴らしく優秀すぎて笑ってしまった!

いやー、小説の主人公?みたいな。

人当たりもよくって、有名大学在学で、さらに黒人として初めて大学新聞の編集者になって現実の新聞の取り上げられ、8冊ぐらいの本を並行して読み、一度聞いたことは忘れず、幅広い出来事に接通しており、政治に関心があり、地道な活動もしており、リーダーシップを持っており、男性としても魅力的で、優しく、対等に扱ってくれて…。

こんなオバマに見染められたミシェルも只者ではないよね。


ミシェルの伝記なので、オバマ以前の恋人との関係も書いていたりもする。

オバマとはミシェルが働き始めてから出会っているのだけども、他の恋愛を書いてもいいのー?!とちょっとハラハラしちゃうよね。

でも人の人生を知るのって好きだなあ。だって何か一つでも選択が違っていたら今の現実はないわけで。

ファーストレディになってなかったかもしれないし、もしミシェルと結婚しなかったらオバマは大統領になってなかったかもしれない。分からないけども、そういう未来もあったかも。


ミシェルがファーストレディになってから、学校に訪問して子どもたちと会うのだけれど、「彼女たちは私だったのだ」と言っていることがよくあって。

子どもたちから見ると、自分と同じような境遇だった少女が有名大学に行き、自立し、ファーストレディとして貢献していて、そんな人と会えるなんてとても勇気づけられたと思う。ミシェルから励まされてとても嬉しかったんだろうな。そして自分の未来にも希望を持って努力したのだろう。

彼女は本当はに子どもが喜ぶことを知っていると思う。

仕事で働いている時も相談に乗るのを大事にしていたみたいで、ちょっとの時間でも若手にとってはとても大事な時間になるからって。私もそんな人間になりたい…と思いました。

自分はもう済んだことだから、とはせずにみんなで助け合えたらいいよね。そうしたらきっとその人たちも将来また若い人を助けてくれるのだろうし。


ファーストレディ自体は夫のサポート的な感じがしてあんまり好きじゃなかったのだけれど、安全のために自由に身動きできない状態なわけだから、それなら活動を思い切ってした方がいい面もあるか、と思ったり。

でも夫の仕事のために自分の仕事を辞めるのは嫌だなあと思ったり。

ミシェルのは場合は選挙の時から両立するのは難しかったのだけれど。


ミシェルの経歴もとても好きで、弁護士でバリバリ働いた後に市役所で働き、そして非営利組織のシカゴ支社と立ち上げに関わったり、シカゴ大学シカゴ大学病院に就くことになったりする。弁護士から転身した理由にオバマが深く関わっている。

彼はいくつものことに挑戦しながらさまざまな人と出会う中で、自分にとって大事なものを見つけたのだ。それに対して、私は苦労を恐れ、世間体と収入を求めた結果、何も考えずに法律の世界へと突き進んだだけだった。

ミシェルはオバマと出会い、自分が本当に求めていることを考える。

父を亡くしたことで、いつまでもこの先の人生についてぼんやり考えている暇はないという焦りが強まった。父はわずか五五歳で死んだ。スザンヌは二六歳だった。そこから得られる教訓はシンプルだ。人生は短く、無駄にしてはいけない。自分が死んだとき、私が書いた裁判準備書類や私が使用権を守る手助けをした企業ロゴばかりがみんなの記憶に残るのは嫌だった。自分は世界のためにもっと他のことができるはずだと思った。今こそ動くべきときだと。

そしてキャリアを変更していった。

仕事に悩んでいる人にもおすすめの本だと思う。


オバマ大統領の「妻」、ファーストレディという形から彼女を知ったけれど、彼女は自分の人生の主役であって、とても素晴らしい女性だということが分かった。

仕事、夫婦関係、子どものこと、色々なことに悩みながらも自分らしく生きてきたということが分かり、とても勇気をもらえる作品になっていた。