価格:1,870円 |
あらすじ
「あと二日で四人死ぬ」閉ざされた匣(はこ)の中で告げられた死の予言は成就するのかー?!葉村譲と剣崎比留子は再び事件に巻き込まれてー?!
読んでみて
「屍人荘の殺人」の続編。
屍人荘の殺人は突飛な事件だったけれど、こちらもやや突飛。
予言ができる老女に予言ができる高校生。
面白いのはその謎を暴くのではなく、超能力は超能力で存在していると仮定して話が進んでいくこと。
そして今回もまた殺人事件が起こる。
普通のミステリーではないし、ぶっちゃけ動機も微妙なんだけれど何故かクセになる。
切り口が斬新すぎるからだろうか?
さくさく読めて、最後には謎も解けて楽しめました。
あんまり犯人を当てようとはせずに読んでいたけども、あの動機はなあ〜〜という感じ。
考えても分からなくない??
この不思議感と事件が起こるのってドラマのトリックっぽい感じもする。トリックは超能力者の謎を解く作品だけどね。
ちなみに2021年7月29日に「兇人邸(きょうじんてい)の殺人」が発売されるそうです!
今回のラストは完全に続くって感じだったのでね。
今後、長編のシリーズ物になりそう。
購入するかは未定!他にも読む予定の本が大量にあるのでね〜。