とうとう!ポアロ最後の事件であるカーテンを読みました!!よかった〜〜!思ったより悲しくなくって!10年ぐらいあたためていたのだけど、これなら早く読んでもよかったかもしれないと思いました。でも10年あたためたからそう思うのかも?
ふんわりネタバレあるので注意!
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あらすじ
ヘイスティングズはポアロから懐かしのスタイルズ荘に招待される。スタイルズ荘はホテルに変わっており、滞在している人たちも以前とは変わっている。ヘイスティングスの娘・ジュディスも雇い主とともに滞在しておりー?!
読んでみて
ヘイスティングスは相変わらずポアロほど冴えていないので、ポアロにも容疑者Xにも翻弄されてしまう。でも読者である私もヘイスティングズとそう大差ないのでね。
なんでも知っているポアロは憎たらしいよね笑。
今回もスタイルズ荘で事件が起こる!でも事故のような自殺のよう…。
最後の最後にポアロがヘイスティングズ宛に手紙を残すので、そこで全て明らかになるんだけれども、それまではヘイスティングズはポアロから聞いた手がかりのみで事件を解こうとする。
途中でヘイスティングスが間違った方向に行ってしまって心配していたのだけど、でもポアロがどこかで手を回しているんだろうと謎の安心感があった。ポアロはね、何もかもお見通しなんですよね…。
あとはヘイスティングズが娘のことですごーく気を揉むんだけど、なんで分からないんだ?!と思ってしまうくらい分かりやすいのに分からないのね。父親だから客観的に考えれないのだろうか…?
クリスマス・プディングの冒険「夢」で、ポアロが犯罪を犯したらどうなるかっていう問いかけがあって、それを思い出してしまった。ポアロらしいなあと思う。
殺したのはきみだからです。
はい、きみなのです!
と書いたところはちょっと直球すぎてびっくりしてしまった。そうなんだけど、そうなんだけど!
これ読む時ヘイスティングズびっくりの連続だよね笑。
ポアロの最後がなんていうか想像していたものとは違ったのでその点は本当によかった!でも悲しいけどね…。
友よ、もうふたりで狩りに出ることはありません。初めての狩りがここでしたーーそして、最後の狩りもまた……
思えばすばらしい日々でした。
はい、ずっとすばらしい日々でした……
これで終わってしまうのか…。
でも!!エルキュール・ポアロがいなくなっても、アガサ・クリスティーがいなくなっても書かれた作品は残るので!
もう一回最初っから読み直そうと思います。まずはポアロとヘイスティングズ最初の事件であるスタイルズ荘から!
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