文学系心理士の自己投資ブログ

文学系心理士が好きなことを徒然なるままに書きまくるブログ。小説、NETFLIX、たまに真理のことも?!

【JRRトールキン】指輪物語 二つの塔・下

【JRRトールキン指輪物語 二つの塔・下

数ヶ月ぶりに指輪物語の続きを読み始めたので細かいところ結構忘れてしまっていた…。でも第三部にいくと最初に簡単な(結構多いけど)あらすじがあるので思い出すのに役立ったよ。シリーズものは早く読みましょうね指輪物語を読み終わったら「シルマリルの物語」を読みたいな。2021年にamazonからドラマ化されるらしいの!嬉しい!!

ちなみに読書力が上がったのか数ヶ月前は結構細かい字だし長い!と思っていたけれど今読むと結構大きい字だし短いなと思うようになってびっくり!たくさん本読んだ甲斐があったな〜

【中古】 新版 指輪物語(4) 二つの塔 下 /J.R.R.トールキン【著】,瀬田貞二,田中明子【訳】 【中古】afb

価格:200円
(2020/10/2 22:09時点)
感想(0件)

新版 指輪物語〈4〉/二つの塔〈下〉

新品価格
¥2,374から
(2020/10/2 22:00時点)

あらすじ

旅の仲間たちの元を去ったフロドとサムモルドールに向かうために急いでいた。ところが仲間と別れた二人の跡を黒い影が追っていた。それは指輪を渇望するゴクリであった!

ゴクリは2人にモルドールへの道の道案内をすることになり、不思議な3人組で旅を続けていくがーーー?!

 

読んでみて

旅の仲間たちと離れたフロドとサムがどうなったのか二つの塔・上では全く分からなかったけれど、それが今回の下でやっと明かされる!上の最後よりも前に遡って、二人が仲間たちから離れたところから物語は始まる。

今まで読んできた中でこの巻が一番陰鬱としていた…。フロドはなんか前のフロドっぽくなくて、変に達観しているような感じだし。と思ったら急に絶望することも。だから基本はサムがどう思ったがどう考えたかが中心になって物語は進む

サムがフロドと一緒に来てくれて本当に良かったと思う。フロドは最初は一人で行こうとしたけれど、頑固なサムワイズが諦めずについてきたからこそ助かった場面も多かった。というかこんな陰鬱な旅を一人でなんかやっちゃダメだよ!

それにゴクリと一緒に旅をするなんて思わなかったからなんだか不思議だった。ビルボの時はゴクリに殺されそうになったし、ゴクリの方もビルボには恨みがあるし、凶暴なやつだし。ホビットのことそんな好きじゃないし。サムはゴクリが嫌いで、サムの考えの方が最もなんだけれど、フロドはゴクリに対して丁寧に接してあげている。ゴクリは誰からも虐げられているけれど、フロドはできるだけゴクリに誠実であろうする。そうできるのってすごいことだと思う。でもまあそれが本当にゴクリに伝わっていたかは微妙だけれどね。


フロドがゴクリなんて死んだっていい!と言った時に、ガンダルフがフロドに言った言葉が深い

「死んだっていいとな! たぶんそうかもしれぬ。生きている者の多数は死んだっていいやつじゃ。そして死ねる者の中には生きていてほしい者がおる。あんたは死者に命を与えられるか?ーもしてきないのなら、正義の名においてそうそうせっかちに死の判定を下すものではない。それもわが身の安全を懸念してな。すぐれた賢者てすら、末の末までは見通せぬものじゃからなあ。」

わあー、確かに死んだっていいかどうかは誰にも分からないガンダルフにさえも。そして自分自身にも。誰も元に戻せないなら安易に死を求めてはならないやり直しはきかないからね

 


そして暗く陰鬱として未来に希望を見えない中で、サムの言葉がフロドを元気付ける

「お前のいうことを聞いていると、何だかもうわたしたちの話が書かれてしまったみたいな愉快な気持ちになるよ。だがお前は主要人物の一人を忘れてるよ。剛毅の士サムワイズをね。『サムのこともっと話しておくれよう、とうちゃん。どうしてサムのしゃべったことがもっとお話の中にはいってないの、とうちゃん? おら好きなんだよう。サムの話を聞いてるとおら笑っちゃうんだ。それにフロドだって、サムがいなきゃ、遠くまで行かなかったんじゃないの、とうちゃん?』」

フロドがサムのことをすごく大事に思っているのが伝わってきてとても嬉しくなった。果たしてそうやっていつか語り継がれることがあるのだろうか?フロドやサムが自分の子孫に話せる時は来るのか…。

 


そして最後!ネタバレあり!!

 

 

 

 

 

 


フロドとの別れの場面が悲しい。

「旦那はわかってくださいますか、フロドの旦那? おら続けて行かなきゃなりません。」

(中略)

もし一度出かけることさえできれば、かれの怒りは世界中の道という道にかれを運んで、遂にあいつすなわちゴクリを見つけるまで追跡を止めさせないでありましょう。その時はゴクリは追いつめられて死ぬでしょう。

しかしこんなことはかれが出かけてきた目的ではありません。こんなことで主人のそばを離れることは時間の無駄というものです。そうしたって主人が生き返ってくるわけではありません。主人を生き返らせるものは何もないでいっそ二人とも一緒に死んでしまった方がましでした。これもまた孤独な旅であることに変わりはないのですが。

 

登場人物も少なくて、終始鬱々とした旅だったし最後は衝撃的だったけれどファラミアと出会えて意外なところで温かくなったり…。ゴクリも葛藤しているのは分かったけれど結局嫌なやつに戻ってしまったり…。今後ゴクリはどうなるのか?そして他の旅の仲間たちは何をやっているのか…

あと2冊で終わっちゃうの悲しすぎるなあ

 


今回も旅のお供にこちらを読みながら。ただネタバレされるのが辛い!でもこれないと地理がよく分からないんだよう章ごとに分けて欲しいよう

指輪物語 フロドの旅?「旅の仲間」のたどった道

新品価格
¥1,980から
(2020/10/2 22:01時点)