【宗教】仏教・世界5大宗教全史から
ドラマや本などでよく宗教をモチーフにした設定やキャラクターが出たりするので、改めて勉強したいな〜と思って今回購入してみたよ。
仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、イスラム教、ユダヤ教、その他の宗教が図解になっていてわかりやすい!エッセンシャル版を買ったのだけどコンパクトにまとまっているので取っ掛かりには良き!
まず最初は仏教!仏教は気づいた時には身近にあったのであんまり深く考えたことなくて。自然と身についた知識と歴史の授業で習ったことしか知らなかったので、今回仏教の誕生から知ることができて、なんとなく全体像が掴めたような気がする!
けっこうお寺とか神社とか巡ったりするの好きなのだけど、その割にはちゃんと勉強したことなかったんだな〜と反省。ガウタマ・シッダールタで思いつくのは手塚治虫の仏教。あのイメージが強い。だからなんとなく知識はあるけどちゃんとはないっていう。
そもそも大乗仏教っていう言い方を知らなかった!他にも「涅槃(ねはん)」「解脱」「往生」「菩提」「菩薩」「娑婆」など言葉は知っているけど実際どういうものだったのかは今回初めてちゃんと知った。特に「往生」って「往生際が悪い」とか「往生する」とか普段使いでは知っていても、元々の仏教の意味は「死後に極楽浄土に行くこと」っていう意味でびっくり!他にも「娑婆」も元々仏教からきてることも知らなかったし。「涅槃」も別の言い方が「ニルヴァーナ」で、昔読んだ漫画でその名前出てたなー!って思い出したり。基本的に漢字のイメージが強かったけど、そもそもはインドで誕生したものだからスリランカとか東南アジア辺りでは漢字じゃないんだよね。中国に伝わって、昔の日本人は中国に伝わっていた仏教を習いに行ったから漢字だったわけで。そもそも自分が信仰している宗教がどういうものなのか学校で習ったレベルでしかしらなかったという。
最近、欧米で流行の「禅」も日本のイメージがすごく強かったけど、インドの大乗仏教の中にあった瞑想行が中国で禅になり、日本で定着したっていう感じらしくて。禅=日本って考えていたけど、日本独自の進化は遂げていても日本固有のものではなかっただな〜って。
あと曹洞宗の良寛っていう人が気になって調べてみたら、なかなか自由な人で驚いたよ!それに夏目漱石が良寛の書を絶賛したらしくて、私からしたら夏目漱石の方が知っているから「良寛さんすごい!」って思ってしまった笑。でも普通に考えたら逆なんだと思うけど。
内容はすごくいいんだけど、一つ微妙だったのは漢字に振り仮名がふってないこと!知らないと読めない漢字がけっこう多くて、スマホ片手に勉強してたよ。著書とか四文字熟語みたいなのが多すぎて!だからこの本を基礎にしながらネットで調べた内容を書き込んでより分かりやすくなるようにしてるよ。
お寺巡りするの好きなんだけど、あんまりどういう宗教なのか考えずに「お寺」っていう括りで行っていたので、関連のあるお寺をまとめてみたよ。
禅→道元の曹洞宗(永平寺・福井、總持寺・神奈川)、栄西の臨済宗(建仁寺・京都府)
浄土信仰→法然の浄土宗(華頂山知恩院・京都府)、親鸞の浄土真宗
コロナのせいで遠出はまだできないけど、そのうちお寺を巡りたいな〜。一通りの歴史を学んでから行った方がより楽しそうだからベースの知識を勉強していくことにする!