【Netflix】メイドイン・アビス
最近新しく観始めたアニメで気に入ったのがメイドイン・アビス!可愛い絵柄なのにけっこうエグい!そのギャップが良いし、世界観も独特でおもしろくて1日で一気に観てしまった!
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ここがオススメ!
元々は漫画が原作。絵柄としては漫画に忠実でほのぼのしてる感じ。普通にほのぼのアニメ?日常系かな〜と思ってしまう。最初はわりとほのぼのなんだけど、しばらく観ていくと…「リアル!エグい!!」となって引き込まれること間違いなし!!
「ほのぼのじゃないよ」と友人に言われてから観始めたので私はそんなに驚かなかったんですが、普段はあんまりほのぼの系は観ないのでそれを知らなかった敬遠してたような気がする。
独特の世界観
世界観としてはどこかジブリっぽさを思わせる。絵柄は全然違うんだけど。
この世界では、ある時ある島に大きな穴が開いているのが発見され、その穴を「アビス」と呼んでいる。そこには不思議な生き物や不思議な物(遺物)がたくさんあって、それらを探窟(たんくつ)する人たちが現れた。長い年月が経ち、探窟のために穴の淵に集まった人たちによって街が作られた。そこに住んでいるのが主人公の「リコ」。リコは孤児でアビスから遺物を回収する仕事をしている。
と、ここまでが前提なのだけど、この設定だけでものすごくおもしろい!どんな物語も作れそうだし、探窟家の数だけロマンがある。
さらに「アビス」は降りることは簡単だけれど登るのは相当な負荷がかかり、下に行けばいくほど上(地上)に戻ることが難しく死ぬこともある。つまり…行きは良い良い帰りは怖いということ。だから「アビス」の底がどうなっているかは分からないし、下に行けば行くほど帰ってこない人が多い。
設定としてうまくできてるなー!と感心する。絶対に謎が残るからこそ、主人公たちが実際に探窟に行く理由ができる。
最初は絵柄とマッチ
最初はほのぼの系の絵柄とストーリーがマッチしている。というかむしろ、主人公たちは孤児で子どもなのに「アビス」に探窟に行くという危険な仕事に従事していて、そういう事実とはマッチしないぐらい悲壮感を感じさせない。
実際に「アビス」の下の方に降りていく、という段階になっても何か万能感というか、そういう感じが主人公にはあって、むしろこちらが不安になる。
孤児院のメンバーである「ナット」はリコが「アビス」に行くことを止めるのだけど、ナットの不安はその通り!という不安ばかりで、リコが楽観主義的すぎるように感じる。ただまあこういう部分も物語が進んでいくと理由は分かるのだけど…。
最初の方は絵柄とマッチしていて、少年漫画の冒険物語のような感じがある。敵はいるだろうし大変だろうけど、そんなエグいことは起こらないっていう安心感のような雰囲気が。
ほのぼのなのに怖い!!
基本はほのぼのな感じで進んでいって、大変だけどなんとか乗り越えていく、みたいなね。ところがどっこい!ある時突然それが覆される。
↓ネタバレあり↓
本当に途中まではほのぼのだったし、普通に戦って多少怪我するけど休めば大丈夫的な感じで終わるのかと思ったら!思ったら!
リコは身体に毒が周って腕を切り落とさないといけなくなる。そんなことある?!!いやあることはあるんだけど、普通の漫画だとそこまで描かないってところまで詳細に描いている。よくある漫画なら主人公たちが頑張って対処する部分が注目されて、腕の腫れ具合とか、腕を切る時の感触とかそういうのは描かないじゃん?なのに腕を切るレグの葛藤、恐怖、絶望がものすごく丁寧に描かれているし、リコの腕が痛々しいほど腫れ上がった状態になるし、絵柄がほのぼのなのは変わっていないからこそ余計に痛痛しく感じる。絵は全然写実的じゃないのに、すごくリアルで実写のように感じられたりもする。それ以降は本当に全然ほのぼのじゃなく話は進む。けっこうずっと泣いてた思い出。
終わりに
アニメ自体は1シーズンしかないのでけっこうすぐ観えると思う。このアニメシリーズの続きが今年の1月に劇場公開されていたみたいで私は全く知らなかったし気づかなかったのだけど…笑。1月はこの作品のこと知らなかったし絵柄的に興味なかったし。この映画のdvdは9月頃に発売なのでレンタルも配信もしてないのだけど、Netflixで配信されなくても観たいな〜と思ってる。
アニメは原作だと4巻あたり、劇場版は5巻あたりらしいので原作も一通り読んで、続きも読みたいな〜。2020年の7月に9巻発売予定で、「Webコミックガンマ」にて連載されているので1話、2話と最新話あたりを読むことができるよ。漫画派の人はここから読んでみて!
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