2021年に読んだ本のまとめです!
146冊読めました!
大雑把に分類して、
差別について22冊、
ファンタジーが30冊、
ミステリーが11冊、
ディストピアが6冊でした〜!
↓2020年に読んだ本のまとめ↓
↓2021年に読んだ本 月ごとのまとめ↓
気になっていたミステリーを読んでみました!
高校2年生の葛城と田所は、勉強合宿を抜け出して大好きな作家・財田雄山の屋敷を見に行くこととする。その道中で、落雷による山火事が発生しーーー!?
2020年に数々のミステリランキングにランクインされていた本作。
続編である「蒼海館の殺人」も2021年に出版された。私としてはこちらに惹かれて読みたいと思ったところ、続編ということが分かって今作から読むことにした。
水に弱いんですよね〜〜〜。池とか見ると入りたくなる。前世は池に住んでいたのかも?!
読んでみた感想としては、思っていた以上によかった!
ワトスン役である田所くんの一人称で物語は進む。
最近の本って、探偵役とワトスン役が絶対いるのかな??最近そういうのが多い。まあそっちの方が描きやすいとは思うけれど。
主人公たちはなんと高校生で!
ちょっとびっくり。
名探偵コナンも高校生だけど笑。
高校生の言うことってそんな聞いたりする?って思ってしまう。
「屍人荘の殺人」は大学生だったけど、やっぱ大学生以上じゃないとあんまり説得力ないよね。
でも葛城くんは結構なお金持ち設定だし、キャラを濃いめに作りたい?
SFっぽい設定はないけれど、勉強合宿を抜け出したり、不運が重なったりとあんまりリアルではない設定が多い印象。
まあそうでもしないと現代でクローズドサークルを作るのは難しいよね。
設定はやや無理矢理だし、突飛なオチもあるけれど、全体的には楽しめました。
タイムリミットがある中で事件を解かないといけないけれど、そもそも事件を解く必要があるのか?という部分も問題になってきて、
その辺りの葛藤はおもしろかった。
殺し方がなかなかエグいのは辛かった。ミステリーは好きだけれど、別に殺し方に残虐性は求めてないのだよね。残虐だとちょっと落ち込んでしまうので残虐じゃない方がいい。
次巻は自信がなくなった葛城くんに会えるみたいなので楽しみ。
次はどういうふうにクローズドサークルを作るのだろうか。
2021年に読んだ146冊の中からベスト15作品を紹介します!
順位はつけられなかったで、順不同です。
闘蛇という獣の医術師をしている母をもつエリン。ある時大事な闘蛇が何頭も死んでしまい、その責任を問われてエリンの母は処刑されてしまう。エリンも死にかけてしまったところを蜂飼いのジョウンに助けられる。その日々の中で王獣という偉大で自由な獣と出会い、王獣の医術師になることを決心したエリンだったが、それは国の未来さえも巻き込む出来事へと繋がっていきーーー?!
2021年は探求編、完結編、外伝を読んで、特に探求編がよかった。子どもだったエリンは大人になり、結婚し子どもも生まれる。エリンの強さや考え方に勇気づけられたし、そしてエリンの思いが今後も受け継がれていくと実感することができた。エリンの一生を読むことができて上橋先生には本当に感謝しかない。
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あらすじは書きづらいので省略。指輪物語では描かれなかった部分を詳しく知ることができて面白い。ただ結構頭を使う。人物も多いので家系図を作ったりしていた。こうやってどんどん深みにハマっていくのかも…?
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オブフレッドは「侍女」として司令官の家に仕えている。家の中を切り盛りする使用人とは違って、「侍女」は特別な仕事をするためにいる。オブフレッドは時折、自分が自由だった過去を振り返りーー。
本当におもしろい作品だった!ディストピア小説であり、1984年の姉妹編とも言われている。確かに1984年のような暗さ薄気味悪さを感じる。
今の私たちと同じような世界があったのにも関わらず、なぜこのような世界になってしまったのか。それが少しずつ明かされる場面が怖く、なぜ誰も止められなかったのかと感じ、「茶色の朝」という本を思い出した。
続編の「誓願」も出ており、ドラマ化もされている作品!
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インドのスミタは不可触民。娘には自分と同じ人生を歩んで欲しくなくて学校に通わせることにするがー?!一方、イタリアのジュリアは家族経営の毛髪加工会社が倒産の危機になりー?!カナダのサラはバリバリ働くシングルマザー。全てを仕事に費やしてきたが、病気の発覚でその座が危うくなりー?!
これは現代のお話。日本の場合はイタリアとカナダの両方ともに共感できるような気がする。フェミニズム小説であるため、女性の生きづらさに焦点があたっている。当たり前に感じていることも、本当は当たり前ではないことが分かる。
インドのスミタの場合は不可触民という絶対的にな身分差があり、読んでいてい辛い部分が多かった。身分や人種での差別は明確で絶対的なもの、一方、女性差別は曖昧だけれど慣習として当たり前のこととして染み渡っているようなものに感じる。
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故郷である古王国の隣・アンセルスティエールの学校で魔術を学んでいたサブリエル。ある時、父が姿を見せなくなり、父に何かが起こったことを知る。ネクロマンサーであるサブリエルは同じくネクロマンサーである父を助けに行くために冥界に入るがー?!
ファンタジーだけれど、主人公が18歳ということもあり大人向けの作品になっている。子どもっぽくないファンタジーを読みたい人におすすめ!
ネクロマンサーって怖いイメージだったので、ネクロマンサーが主人公になっているのは珍しい。「死」が身近なものになっているけれど、ネクロマンサーだからこそ明確な線引きがされていて心に響く部分が多かった。
父がサブリエルに伝える言葉。
「すべての人にそしてすべての物には、死ぬべき時があることを忘れるな」
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ヘイスティングズはポアロから懐かしのスタイルズ荘に招待される。スタイルズ荘はホテルに変わっており、滞在している人たちも以前とは変わっている。ヘイスティングスの娘・ジュディスも雇い主とともに滞在しておりー?!
アガサ・クリスティのポアロ最後の事件!10年くらい温めていてやっと読めた作品。
とてもよかったよ…。ポアロのこと大好きなので。
他のポアロ作品を読んでからぜひ読みましょう!
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こちらはノンフィクションなのであらすじはなし。マララ・ユスフザイは、パキスタン出身の女性で、2014年にはノーベル平和賞受賞している。
学校に通いたいという当然の権利を主張しただけで命を狙われてしまうマララ。マララの人生から事件の日、そしてその後の人生の変化について丁寧に描かれている。
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アメリカ南部にて奴隷として生まれたコーラは、ある時同じ奴隷仲間のシーザーから逃げることを提案される。そしてコーラは地下鉄道に乗って逃げることになるがーー?!
ずっと読みたかった作品。実際に読んでみて、読んでいる間はもちろん読んだ後もずっと地下鉄道について奴隷について黒人差別について考えていた。衝撃的な作品だった。
黒人奴隷を南部から北部へ逃すための組織を「地下鉄道」と言った。実際に地下鉄道が走っていた訳ではないけれど、ホワイトヘッドは実際に「地下鉄道」という鉄道が走っていたらと仮定した。物語がどうなるのか気になって、ひたすらに読んでいた。読み終わった後は実際はどういう状況だったのかが気になり、関連書籍を読むことに。
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優しい夫、よき子供に恵まれ、理想な家庭を築き上げたと満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめー?!順風満帆な人生だと思っていたジョーンは、些細なことから綻びに気づきー!?
アガサのミステリーではない作品。メアリ・ウェストマコット名義で出された作品だが、現在はアガサ・クリスティー名義となっている。
ミステリーではないけれど、少しずつ真実が明かされていく様はミステリーっぽい。むしろホラーっぽい!?
こんな夫婦にはなりたくない、という二人。ジョーンの年齢になる前にまた読んでみたい。
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9回特攻して9回帰ってきた特攻兵がいた!佐々木友次さんの人生、インタビュー、特攻兵とはそもそも何だったかも書かれている。
とにかく勉強になったし、同じようなことを繰り返さないために読み継がれていく作品だと思う。
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1960年代アメリカ。アフリカ系アメリカ人のエルウッドは、祖母と暮らしながら勉強、バイトを頑張っていた。この秋には大学に進学することになっていたが、無実の罪により少年院であるニッケル校に送られー?!
実在する「ドジアー校」がニッケルのモデルになっている。
「地下鉄道」と同じ作者だが、地下鉄道のような疾走感はなく、どんよりとした空気が纏わりつく。奴隷から逃げるコーラと自由だったのに囚われてしまうエルウッド。その差が全体の雰囲気にも明確に表れている。
また、今作とは別だが、先住民の子どもたちを寄宿学校に入れて同化しようとしていた歴史を最近知り、そちらも読んでいきたいと思う。
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実際に地下鉄道を8年間運営し、一度も脱線させなかったハリエット・タブマン。しかも最初の脱走は自分自身であり、70人以上の奴隷を解放した。
ハリエット・タブマンとはどういう人物で、どうして一度も脱線させなかったのか、解放された後の人生などについても詳しく書かれている。衝撃だったのは、タブマンの母親・リッツの父は奴隷主であるアトソウ・パティソンである可能性が高いということ。
知識として分かってはいても衝撃的だった。黒人のことを同じ人間として見ていなかったことが分かる。
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ある時、女性にパワーが生まれた。圧倒的な力の元、男性と女性の関係性は変わっていく。
アリーはパワーを手に入れて養父母の元から逃げ出す。イギリスのギャングの娘であるロクシーは、殺された母の復讐を誓う。トゥンデは変わりゆく世界の中で女性たちを取材するジャーナリストになる。市長だったマーガレットは、パワーが生まれた世界の中で順調に出世していくがー。
ある時女性にパワーが芽生えた。最初はフェイクだと思われていたが徐々に世界を女性優位に変わり始める。男女逆にしたディストピア小説。
男性と女性が逆転していく様がリアル。女性はより男らしくなっていき、権力を握るものが今でいう「男らしく」なっていくことが分かる。元々の性別ではなく文化によって変わっていく様がリアル。
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アンナは養母のすすめで自然豊かな村に療養に行くように勧められる。無表情になることで自分を守っていたアンナだったが、村で不思議な少女・マーニーと出会いー?!
ジブリのアニメの中でも好きな作品。どうして好きなのかよく分からなかったのだけれど、原作を読んで合点が入った。みんなに見捨てられたと思っていたアンナが、大事な人との別れを受容する物語。
大事な人をなくした人の心に寄り添う本だと思う。
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ジェーン・エリオット先生が小学3年生に行った人種差別を体験させるための授業の記録。
同じクラスの子どもたちを青い目・茶色い目に分け、1日目は片方を優遇し、片方が劣っていると言い、2日目には逆のことをする実験授業。実験を行うと、子どもたちは仲が良かった子にも差別をするようになる。
小学3年生の子どもたちへの実験、大学生への実験があり、調べると動画が出てくるのでぜひ。
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以上になります〜!
差別についてが多いかな。やっぱり衝撃的で心に残って考えさせられるからだと思う。
またジャンル別のおすすめも紹介できたら嬉しいなあ。
12月はたくさん読みました〜!
絵本も入れたら19冊!
本を読む、仕事をする、日々の生活を営なむ...だけで12月は大変で全然記事を書けなかった〜。
残念無念。
1月から頑張っていきたい!
↓12月に読みたかった本はこちら↓
氷室冴子先生のエッセイ。ちょっと一昔前なので、時事的なものは分からなかったり、現代よりも生きづらかったのだな〜と思ったりして読んでいた。
主人公って著者の願望だったりするじゃないですか。でも氷室先生は明るくて元気でハキハキ主張できて...瑠璃姫じゃん!!!となりました。
すごい!
初めて読んだ作家さんだけどおもしろかった〜!さくさく読めたよ!
女性の生きづらさが描かれていて思いがけずフェミニズム小説だった!
西 加奈子さん初!
気に入りました〜!
ただ幼少期のところは虐待だなと思ってしまって楽しめなかった部分はあったかな。
他の作品も読んでみたい!
ギャグ路線ではあるらしいのだけど、内容がなかなか濃かった!
悲しい描写も多かったし、フロイト...って思うところも。
3作品目!
そんなに話は進んでないけど、読みやすい安定におもしろい。
ずーーーっと読みたかった小野不由美先生の作品。思っていたよりは全然ホラーではなくて、准教授・高槻彰良の推察と似ている感じでした!
ムーミンパパがムーミン孤児院からどうやって今の生活になったのかのお話。
パパの自由気ままさが好き。そしてママとの馴れ初めは笑ってしまった笑!
初めて読んでみたけれど、思ったよりも満足でした!でもオチはそんなかな〜。
でも全体的に大満足!続編も期待!
クィアアイのファブ5の一人、美容師のジョナサン。
いつも明るくハッピーな彼には辛い過去があった。読めてよかった作品。
大人気作品の続編。
さくさく読めて本当におもしろかった。息子さんが大人になってからでもいいので続編を読みたい!
クリスマスということでムーミンのクリスマスのお話を!
実は『ムーミン谷の仲間たち』にある作品みたいですが、これだけ家にあったので一足先に読みました!クリスマスさんが可愛い。
もっと堅苦しいと思っていたけれど、思ったよりも読みやすかった。
女性が世界の中心にいる世界。男性は戦士の国にいて戦う役割を担っている。
本当にこうなることがあるのか?と考えさせられた作品。しかも主人公が観察者と役者という別の人格のようなものを持っている。ぼくとジョージを読む予定だったからびっくり!
なんとなく借りただけなのに、なんとフェミニズム小説でびっくり!30年以上前にこれを書いたのはすごい!
女の子に勇気を与える作品。
自分の中にジョージという男の子がいるベン。
悲しい話かと思っていたら悲しい話にならなかったのでよかった!
色々考えさせられたよ...。
宮部みゆき先生の長編作品!
こちらもなんと!ぼくとジョージと女の国の門と似ていたというね...。
久々に読んだけれどさすが宮部みゆき先生!2022年はまたたくさん読んでいこうと思う。
ちゃんと読んだのは初めて!
5歳なのに一人で外にトイレ行くって怖すぎない?!って子どもの頃に思ってから怖いイメージの本だったけれど、とてもいい物語でした。
絵が素晴らしい。
心があったかくなる物語。
ちりも積もれば山となる。
山にはならなかったけれど、人生を諦めずに頑張ろうと思える作品。
クリスマスでしたね〜〜!
サンタさんは来てくれなかったのですが、パートナーからプレゼントをもらいました!
普段はなかなか買えないシリーズものをリクエストして買ってもらったよ!
プレゼントしてもらったのはこちら!!
創元推理文庫のシャーロック・ホームズシリーズ
シャーロック・ホームズシリーズはいくつかの出版社から出されていて、どれを買うかはかなり迷った。
小説自体は読んたことがあるので、物語を読むためにというよりは本を置いておきたいという思いが強かった。
色々調べていると、
光文社
新潮社
角川文庫
あたりが見つかりました〜。
創元推理文庫を一番におすすめしている記事はあまりなかったのだよね。
でも私は作品自体は読んでいるし、他の出版社の本もそのうち借りたり買ったりして読む可能性が高いので、家に置いておきたいと思った創元推理文庫にしました〜!
選んだ理由は完全に見た目です!!!
角川は絵がちょっと…。
新潮文庫もいいんですけど、やっぱ表紙を見るだけで嬉しくなりそうなのは創元推理文庫かな〜と。
ちなみに子どもの頃に読んでいたのは偕成社のシャーロック・ホームズでした!
バスカヴィル家の犬が一番記憶に残っている。
あとコナン・ドイル繋がりでこちらも買いました。
チャレンジャー教授シリーズとして、他にも2冊あるんですが売り切れになっていて買えなかった…。
多分絶版なんだと思う。
このチャレンジャー教授シリーズは、以前に読んだコナン・ドイルの本を読んで読みたくなった作品。
シャーロック・ホームズ→チャレンジャー教授と読んでいきたい。
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2021年に買ってよかったものを簡単に紹介します〜〜。
あんまり自分に物を買うことが少ないので、そんなに思いつかなかった…。実用的なものが多いかな?
元々使っていたマットレスの上に引いてます!
なので5cmを買ったのですが適度に柔らかくてとても気持ちがいい!睡眠の質が上がった気がする。
元々のマットレスを捨てて、エムリリーオンリーにしてもいいかもしれない。
KORGの電子ピアノを買いました〜!
ピアノからずーーーっと離れてたのだけれど久々にピアノを弾くことができて嬉しい。
やる時とやらない時の差が激しいのであんまり上達していないけれど弾いていると楽しい幸せ。
長年ピアノやっていたわりに全然上達しなかったし、なんらな楽譜もうまく読めなくなっていたのでめちゃ初級からやっている。
のんびり続けたい。
絵本なびで売っているこんのぬいぐるみ!
とっても可愛くて癒されるので買ってよかった!ただ価格は可愛くないよ☆
↓こちらに詳しく買いてます↓
↑こんな感じのを買いました!
ベッドの下の空間に色々と収納をしていたのだけど、中が見えちゃうのが嫌だったんだよね〜。
でもベッドスカートって意外に高いからずっと買えなくて。
でも思い切って買ったらとってもよかった!急にベッドがおしゃれになったよ〜。
自分の部屋に置く空気清浄機が欲しくって購入。
空気がきれいになった気がする。それでも定期的にアレルギーには悩まされるけどね…。
私はちょっと古い型の25000を買いました〜!機能がそんなに変わってないのに型が古い方がお得に買える!
喉の乾燥がひどいので加湿器を購入!
使っているとよく分からないけれど、使ってない時はすごく喉が乾燥するので効いていると思う!
超音波と加熱式のハイブリッドを買いました〜!
足の冷え性がひどいので山善のホットパーペットを購入!ポカポカして気持ちいいよ!
バンダイで出ていた香水。子どもの頃にメゾピアノのこの香水がすごくいい匂いで!でも当たり前だけど買えなくって。
今買えて満足です。
金木犀っていい匂いだな〜〜〜ってずっと思っていたので買えて満足。これで年中楽しめる。
自分の趣味の中では一番本にお金を使っている気がする。
ネットで買ったりお気に入りの本屋さんで買ったりふらりと入ったお店で買ったり。
買えて満足。来年もたくさん買うぞー!
東京生まれ東京育ち。大学までの一貫女子校で過ごしてきた榛原華子。周りが結婚する中、婚活に奔走するがーー。一方、田舎から名門大学に入るために上京してきた時岡美紀。背景の全く異なる二人の女が一人の男を通して出会うことになるがーーー!?
私は貴族側ではないので読んだら絶対イライラしそう!劣等感が刺激されそう…と思っていたのですが!
物語が貴族側の華子目線で始まるので、そこまでイライラせずに済みました笑。
貴族だろうがなんだろうが人間なのでみんな悩みがあるからね。
ただ、お金持ちはお金持ち同士で結婚して永遠と再生産されてそうやって生きていくのだな、としみじみ思った。
美紀は地元から逃げて東京という都会に来たわけだけれど、東京に元からいる華子たちのような人間たちは美紀が逃げてきた田舎と変わらないことに気づく場面がおもしろかった。
田舎で生まれ育ち、子どもの頃からの交友関係でずっと過ごす田舎に残った人たち。でも東京で生まれ育ってずっといる人たちも小学校や中学校から一貫の友人が中心で、似たような立場の相手と結婚し、子どもも同じような生活を歩む。
まあ生まれた育った世界が心地いいのは当たり前だし、そこで不自由なく育っているならそこから出たりはしないよね。
ただ、この部分をみて思ったのは日本の政治家たち。
あの政治家はあの政治家と親戚で、この大企業の子どもはこの政治家と結婚して…って感じじゃないですか。
政治って本来国民のために行うものなのに、元々ある地位を持続するため、よりお金を得るためのものになっているような気がする。
今は貴族という地位はいないけれど、明治の頃から地位が日本の一部には今もそのままあるのだな、と。
カップラーメンの値段を知らない政治家がいたけれど、その人たちが国民への給付を決めてるのだよね。カップラーメンがそんな高いと思っているなら、もっと給付しないと生きていけないはずなのにね。
美紀の場合は大学はもうちょっとなんとかならなかったかな〜と思ったり。
奨学金とか色々あったのではー!?
そして人形のように流れに身を任せていた華子が最後の最後に自分の意志を貫くところはよかった!
自分を人間だと思っていない男と一緒にいても仕方ないよ。
ああいう賢いけど女性だったり自分の仲間以外は人間だと思っていない人って高学歴の人にいるよね〜〜〜〜〜と思いながら読んでいた。
最初は女子対女子だったのに女子が仲間になっていくのがよかった。
著者の思いも色々と感じられた作品でした。